ハートで隠してあるのが当時好きだった女の子Kです

Kとは家が近かったのもあって、交換ノートをしたりとかしてた。

休みの日でもKは塾に行くときに家の前を通るからそのついでにポストに交換ノートを入れてくれることがあって、俺はそれがいつも楽しみだった。

5年生か6年生のある日、理科の宿題で夜夏の大三角形を見よう！ってやつをKともう一人の友達のSと一緒にする約束をしてた。

7時ぐらいだったかな？
公園で待ち合わせになった。
小学生の頃なんて夜に外に子供だけで出るなんて滅多になかったからわくわくしてた

Sは親が厳しくてだめだったら行けないから公園にいなかったら二人で見てきてと学校の帰り際に言われていた。

待ち合わせの公園に行くと少し遅れてKがきた。
少し待ってもSは来なかったから、だめだったのかな？なんて話ながら、仕方なく二人で宿題の星を見ることにした。

でも、その日は星が全然見えなかった。

場所変えたら見えるかな？なんてKと二人で夜の街を少し歩き回った。

星が見えない方が俺には都合が良かった。
だって、見えてしまったら宿題終わりで解散になるでしょ？

それで結局見えないからそろそろ帰ろうとなって家に向かって歩いてたら後ろからKのお母さんにコラ！どこまで行ってるの！って軽く怒られて、それゆけおみくじらソーダをもらって帰宅しました。



大吉だったことを今でも覚えているw




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